NISA口座の開設先として、常に人気の二大巨頭がSBI証券と楽天証券です。
どちらも取扱商品数が豊富で手数料も安く、実際に「どちらを選んでも大きく失敗することはない」というのが結論ですが、細かい違いを知っておくことで自分に合った1社を選びやすくなります。
この記事では、両社を12項目で比較し、タイプ別におすすめを整理しました。
結論|こんな人にはこっちがおすすめ
Vポイント派・投信ラインナップ重視ならSBI証券
三井住友カードでVポイントを貯めている人、IPO投資にも興味がある人、外国株の取扱国数を重視する人はSBI証券が有利です。
楽天経済圏を使っているなら楽天証券
楽天市場・楽天カード・楽天銀行など楽天サービスを日常的に使っている人は、楽天証券を選ぶことでポイントを一元的に貯めやすくなります。
迷ったら「普段使っているポイント経済圏」で決めるのが、最も後悔しない選び方です。
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SBI証券・楽天証券 比較表(12項目)
| 比較項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| ①国内株式手数料(NISA) | 無料 | 無料 |
| ②投資信託の取扱本数 | 200本超 | 200本超(業界トップ水準) |
| ③外国株式の取扱国数 | 9カ国 | 楽天証券は米国株中心 |
| ④クレカ積立還元率 | 三井住友カードで0.5%〜(上位カードは条件付き最大5%) | 楽天カードで0.5%〜2.0%(カードランクにより変動) |
| ⑤クレカ積立の上限額 | 月10万円 | 月10万円(カード+楽天キャッシュ併用で実質10万円) |
| ⑥ポイントの種類 | Vポイント | 楽天ポイント |
| ⑦IPO実績 | 業界トップクラス | SBI証券には及ばないが十分な実績 |
| ⑧単元未満株 | 対応(銘柄数豊富) | 対応 |
| ⑨銀行連携サービス | SBI新生銀行等と連携 | 楽天銀行とのマネーブリッジ |
| ⑩取引ツール | 複数の取引ツールを提供 | MARKET SPEED II(無料・高機能) |
| ⑪スマホアプリ | 使いやすいと評判 | 使いやすいと評判 |
| ⑫特典コンテンツ | 各種マーケット情報 | 日経テレコン・四季報が無料閲覧可 |
※各項目の数値・条件は変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください(2026年7月時点の情報を基に作成)。
クレカ積立で比較|三井住友カード vs 楽天カード
還元率の違い
SBI証券は三井住友カードでの積立が基本ですが、カードのランクによって還元率が大きく変わるのが特徴です。
一般カードは低めの還元率からスタートし、年会費のかかる上位カード(ゴールド・プラチナ等)や一定の利用条件を満たすことで還元率が上がる仕組みになっています。
楽天証券は楽天カードでの積立が基本で、還元率はカード種別と投資信託の代行手数料率によって0.5%〜2.0%の範囲で変動します。
楽天ブラックカードなど最上位カードを利用すると、対象ファンドすべてで還元率が引き上げられます。
判断のポイント:年会費を払ってでも高還元カードを維持するか、無料カードの範囲で運用するかによって、実質的にお得な方は変わります。
自分が普段どれくらいカードを使うか(年間利用額)を踏まえて試算することをおすすめします。
貯まるポイントの使い道の違い
SBI証券で貯まるVポイントは、対象のコンビニ・飲食店・ネットショッピングなど幅広い加盟店で使えるのが強みです。楽天証券で貯まる楽天ポイントは楽天市場をはじめとする楽天経済圏でのお得な利用機会が多く、日常的に楽天サービスを使う人ほど恩恵を受けやすいでしょう。
投資信託のラインナップで比較
両社とも「eMAXIS Slim」シリーズをはじめとする低コストなインデックスファンドを幅広く取り扱っており、投資信託の選択肢という点では大きな差はありません。
全世界株式(オルカン)やS&P500連動型など、人気の主要ファンドはどちらの証券会社でも購入可能です。
ノーロード(購入時手数料無料)の銘柄数も両社ともに豊富なため、「欲しいファンドが買えない」という事態はほぼ起こらないと考えてよいでしょう。
IPO投資で比較|NISA口座での申込みは可能?
IPO(新規公開株)の取扱実績は、主幹事・幹事を務める件数においてSBI証券が業界トップクラスです。
IPOにチャレンジする機会を増やしたい場合はSBI証券が有利といえます。
一方、楽天証券のIPOは1単元1票制で、資金力による有利不利が出にくい仕組みです。
当選確率を上げたい場合は、両社で口座を開設して申し込む「複数口座作戦」も有効な選択肢です。
※IPO株の購入自体はNISA口座でも可能ですが、抽選申込みの条件やポイント(当選のしやすさ)は各社の制度によって異なるため、詳細は各社公式サイトでご確認ください。
アプリ・取引ツールの使いやすさで比較
SBI証券・楽天証券ともにスマホアプリの評価は高く、初心者でも直感的に操作できるという口コミが多く見られます。
楽天証券は取引ツール「MARKET SPEED II」を無料で提供しており、本格的なチャート分析をしたい人にも対応しています。
どちらも「使いにくくて挫折する」ということはほぼないため、アプリの見た目の好みで選んでも問題ないでしょう。
併用はできる?両方使うメリット・デメリット
併用のメリット
- IPOの抽選機会を増やせる
- それぞれのポイント経済圏を使い分けられる
- 一方のシステム障害時にもう一方でカバーできる
併用のデメリット
- NISA口座はどちらか一方でしか開設できない(もう一方は課税口座での利用になる)
- 資産管理が分散し、管理の手間が増える
NISA口座に関しては1人1つの金融機関でしか作れないため、「メインのNISA口座は1社に絞り、もう1社は課税口座・IPO用として併用する」という使い方をしている人も少なくありません。
まとめ|結局どっちを選ぶべきか
SBI証券・楽天証券のどちらも、NISAの投資先として十分な実力を持つ証券会社です。
最終的な決め手は「自分が普段使っているポイント経済圏」で選ぶのが最もシンプルで後悔の少ない方法といえるでしょう。
- Vポイント・三井住友カードユーザー、IPOも狙いたい人 → SBI証券
- 楽天市場・楽天カードなど楽天サービスをよく使う人 → 楽天証券
どちらを選んでも大きな失敗にはならないため、まずは口座開設(無料)をして、実際の使い勝手を試してみるのもおすすめです。
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※投資に関するご注意 投資信託や株式などの金融商品は、価格変動により元本を割り込むおそれがあります。本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品や証券会社の利用を推奨するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
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